行程10km:脇岬海水浴場→口ノ鼻5.8→脇岬海水浴場10.0
島の東海岸から南海岸にかけて洞窟・奇岩・絶壁がある。東海岸は、北東の風及び南東の風が強い時に荒れるが北西の風の時は風・波裏となり穏やかな場合もある。
樺島漁港の斜路から出艇すれば一周8kmだが付近に一般駐車場がないので、脇岬海水浴場からの出艇するのがよい。脇岬海水浴場は駐車場前の砂浜から出艇する。トイレあり。

脇岬海水浴場:砂浜の海水浴場。長崎では数少ないサーフィンのメッカだが南西のうねりがきれいに入る頻度が少ない。ここに波が入っているときには野母新港から出艇するとよい。駐車場・トイレ・水道がある。近くに食堂やニュニティー・カフェ”リップル”がある。

樺島大橋:脇岬の先端から中島川側に横断しその岸沿いに進む。樺島大橋の水路は漁船の往来があるのでその進行を妨げない様にする。橋の付近は潮流がやや早いので全速力で通り過ぎよう。橋が架かっている中島を過ぎたところに樺島漁港の入出港口があるので進入の有無を確認して横断する。港の出入り口付近は北東の風のとき潮波が立つことがある。

白戸の穴:花崗岩の洞窟が6つほど連なっている。樺島一周の遊覧船がありその目玉が白戸の穴だがめったに会うことはない。白戸の穴・桃瀬・口の鼻付近には休日に釣り人が多いのでバッティングしないように通過する。

白戸の穴で最も大きな洞窟。二つ穴の洞窟で南西〜北東側からのうねりがないときはでシーカヤックで通り抜けができる。

桃瀬:桃の形をした変花崗岩の巨岩。付近はロックガーデンを形成している。

口の鼻:樺島の南端。ロックガーデンを形成していて潮の流れも複雑であり、海況がいい時に漕行する。

唐人瀬:キャンプ可能の浜。防波堤の向こうは溜池になっていて、樺島の集落に続く道路がある。干潮の時は瀬が露出し入出艇が困難になる。

難破船:八代から韓国へ曳航中に荒天のため曳航索が切断し座礁しそのまま放置された売り船韓国籍のクレーン台船(150t)が今も残り漁礁となっている。

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