よく知り合いの子供を預かる。
「仕事が遅くなりそうだから、お願い!」
と電話があれば、カラカラ先生が保育所まで
子供を迎えにいく。6時半を過ぎると超過料金
を取られるそうだ。自分は子供嫌いだと思って
いたが、子供を預かるのに馴れてくると
「遅くなりそうだから、お願い!」の電話が
待ち遠しくなってくる。
家の中で走り回る子供はうっとうしいが、その
うっとうしさが、家の中を明るくする。一緒に
アンパンマンのテレビをみたり、本を読んだり
していればアッという間に時間が過ぎる。
「ごめんねぇ〜」と親が迎えにくれば、
もっと残業してくればいいのに、と思って
しまう。沖縄は母子家庭が多く、子供を預けて
いる人は多い。保育所に預けている料金は現実的に
厳しく、超過料金が生活を左右することもあるらしい。
もちろん保育所によって料金はことなるが、一時間
預かってもらうのに600円するそうだ。
沖縄は全国一、無認可保育所が多く、全国の二割に
対して六割が無認可保育所。ほとんどが無認可の
保育所だといってもいいだろう。保育所にかかる
費用を考えて、子供を産む親はいないだろうし、
現実にぶつかって初めて保育所の料金の高さを
知ることになる。沖縄の最低賃金が610円、
これじゃぁ子供を預ける為に働いているようなもの
仕事に行かずに子供世話をしているほうが、
いいような気もするが難しい問題だな。
3月くらいまで暇な時期になるので、
カラカラ保育所でもはじめようかな?
「カラカラ先生の保育所!」カラカラ先生と
珠ちゃんに相談してみよう。
