冬のあいだはGパンをはいていて、5月頃になると
Gパンを切って半ズボンにする。長袖のTシャツも、
ハサミで袖をちょん切って半そでのチョット
短いものに変える。これが私たちの「衣替え」と
いったところだろう。本土の衣替えは6月と10月らしい
が、沖縄や奄美では官公庁も5月11月に衣替えを
する。亜熱帯の島では、5月を過ぎるとクソ暑くて
Gパンの長ズボンなんてはいてられない。このところ
忙しい日が続いたのと雨が重なり、洗濯が追いつか
ないようで3枚ある半ズボンがなかった。仕方なく
Gパンの長ズボンをはいて漁協へと行くと
「沖縄へ行くの?」とか「どこかのお祝いに行くのか?」
と誰もが聞いてくる。
7月にGパンの長ズボンをはいていることが、そんなに
不自然に見えるのだろうか?確かに、2ヶ月ぶりにはく
長ズボンの感触は、陽に焼けた足に違和感がある。
沖縄では、お祝いや飲み会に出かけるときは、
長ズボンをはくのが礼儀だが私たちナイチャー
(本土出身者)は、結婚式でもない限り、夏に
長ズボンをはくことはない。久しぶりにはいた
Gパンの長ズボンが、「沖縄へ行くのか?」とか
「お祝いか?」とか、意味深な目で「どこへ行くの?」
とか聞かれて、なんと答えていいのやら。
Gパンのお尻に「半パン洗濯中」とでも書いてやろうかな・・・・
