人口が5万人ほどの小さな島なのに、色々な
職業の方に出会えるのも楽しみのひとつ。
普通の生活をしていたなら、まず話すこともない
人と一緒にお酒を飲んだり楽しい話を聞ける。
そう、このあいだ南極越冬隊の方が遊びに
来られた。南極へ行くには「しらせ」と言う船に
乗っていく。以前にも「しらせ」に乗っている
方が見えられたことがある。
「しらせ」は海上自衛隊の船で、舳先で厚い氷を
バンバン割って進むことが出来る船だ。
日本で始めて南極探検に挑んだ日本陸軍の軍人さん
で「白瀬さん」という人の名前が由来とされている
が、海上自衛隊の艦船は人の名前を使わない。
白瀬さんが発見したのかどうかは知らないが南極に
白瀬氷河というのがあるそうだ。
その白瀬氷河から艦船の名前をつけたと説明されている。
この島を出て、どこかに遊びに行きたいと思わないが、
南極と聞けば行きたいな。誰でもが行けるところでは
ないので、そう思うのかも知れないけれどペンギンや
氷河を一度でいいから近くで見てみたい。
「しらせ」は毎年、11月14日に晴海ふ頭を12時に
出航して、オーストラリアのフリーマントル港で
一週間停泊した後に、目指す南極の昭和基地に
向かうのが決まっているそうだ。晴海ふ頭桟橋から
密航すると船内で見つかる確立が高いので、
密航するならオーストラリアのフリーマントル港
からだな。途中で見つかったところで燃料代などの
事を考えれば引き返すこともないだろう。
2〜3日分の食料と水を持って隠れていればいい。
「しらせ」には約170名ほどの乗組員がいるそうだから、
たとえ誰かに見つかっても「お疲れ様です」とか
言っとけば大丈夫じゃないかな・・・・・
