寒露の時期に渡ってくるサシバ。本土で傷ついた
サシバ一羽が保護されてなんと飛行機に乗せられて
沖縄県まで空輸されてきたそうだ。
沖縄で傷を癒して、飛行訓練をしたのち、来年、
渡りをするサシバの群れに返すらしい。
(何もそこまでしなくとも・・・)
たくさんの人が協力して実現したサシバ保護リレー。
よけいなことを言えば叱られそうだ。
サシバ保護活動のおかげでサシバの密漁が減った。
わざわざサシバを密漁して食べなくてもケンタッキーが
ある。昔は貴重なタンパク源だったそうな。
サシバは群れをなして渡ってくる。宮古島で一日羽根を
休めて翌日には南へと渡って行く。中には、この宮古島で
越冬するサシバもいる。
宮古で越冬するサシバをバンダカと呼んでいる。
島の友人が「自然ってすごいよなぁ〜」とガラにも
ないことを言う。「又、どうしてそんなことを・・・」と
聞くと、「カエルをそのまま食べることは出来ないけ
れど、カエルを捕ってきて、サシバに与えてやると
脂がのって旨くなるさぁ」
彼は子供の頃、サシバを飼っていたそうだ。
ニワトリを飼うのと同じように。
そういえば、島に来た当初、よく食べたなぁ〜
