2007/10/5
オバァから「バンジロー(グゥワバ)」をよく
いただく。庭にバンジローが生えているので、実が
大きくなってくれば、その実をもいで
「ジュースにでもしろ」と持ってくる。
香りがいいので、我が家では食用とせずに芳香剤
がわりにテーブルの上に置いている。
南国特有の香りがしてとてもいい。
バンジローの実は、甘い物の乏しい時代、子供たちの
おやつであったらしいが、食べ方は実を噛んで、
飲み込まずに吐き出すのが普通だったそうだ。
直接食べると便秘を起こすといわれている。
最近、コンビニなどで「グゥワバ茶」というのが
売られているが、グゥワバの実から作られたもので
はなく、グゥワバの葉っぱから作られている。
沖縄では、昔からグゥワバの葉っぱには薬効があり、
葉を煎じて飲むと下痢、腹痛、肝臓、腎臓に効くと
伝えられている。
科学的な根拠があるのかどうかは定かではない。
私は長く宮古島に住んでいるが腹痛を起こしたときは
市販の胃薬を飲み、下痢を起こせば市販の下痢止めを
飲む。このあいだ、コンビニでゲップを止める薬なる
ものが売られているのをみて
「凄い薬があるものだ」とビックリしたが、沖縄では
昔から、グゥワバの芯を噛んだりつぶしたりして
腹部に当てるとゲップが止まるといわれている。
試したことはないけれど、グゥワバの木はけっこう
そこらじゅうに生えているので
ゲップにお困りの方はお試しください。

台風15号接近中。ギュー受難の日々到来。
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