ガイドブックにのっていない宮古島を紹介。笑いと涙ありのキジムナーワールドです。毎日更新しています。
2008/4/30
ローカル新聞に「お酒は20歳になってから」と
言う見出しの記事が載っていた。県酒造組合と
宮古警察が合同で「未成年者飲酒防止
キャンペーン」をおこなったそうだ。
高校の正門前で「お酒は20歳になってから」と
書かれたウチワを850枚配布したと書かれてある。
酒屋が飲酒防止活動!とは、なんだか不自然な
気もしなくはない。先日、高校生の飲酒による
悲しい死亡事故があった。
宮古島はご存知の通り、「オトーリ」の島と
して知られている。大人がオトーリを回して
酒を飲みだらしない姿をさらしているのだから、
みっともない話だ。酒を飲んでいるときは
自分の姿に気づかないけれど週に2~3日、
酒を飲まない日がある。酒を飲まずに
飲み屋でご飯だけ食べていると
酔っ払っている人がバカに見えてくる。
私も飲むと、気づかないだけで、たくさんの
人の迷惑になっているだろう。
酒を飲むのは20歳になってから。
そして大人は子供があこがれるような飲み方を
考えて、無様な姿を見せないように努力
すべきだろう。
とは言っても・・・・
酒が入ると声も気も態度も大きくなるもんだ。
「飲酒防止」と書かれたウチワであおぎながら
下校する生徒の姿が新聞の写真に
載っているのをみると、どうもおかしいような
気がするのは、私だけだろうか?

2008/4/29
昔々、カタルーニャと言う国があった。
その国には、地を駆け、空を飛び、海を泳ぎ、
一息で森や作物を焼き尽くすことのできる
獰猛な恐ろしいドラゴンがおり、住民達は
怪物の怒りをしずめる為に、毎日1人づつ生け贄を
捧げておりました。
ある日、王様の娘が生け贄になる順番がまわって
きました。大勢の人がお姫様のことを思い、
身代わりになることを申し出たのですが、王様は
その申し出を受け入れません。悲しみに心を引き
裂かれそうになりながらも、可愛い娘に残酷な
運命を全うさせる他なかったのです。
ところが、お姫様が餌食になろうとするその時、
真っ白い駿馬に跨がり、黄金に輝く甲冑を
まとった1人の若い騎士が姿を現しました。
彼こそが、お姫様を救いにやって来た騎士
サン・ジョルディだったのです。
サン・ジョルディとドラゴンは激しく戦います。
ドラゴンの強さは圧倒的で、厳しい戦況が
続きました。しかし、善は常に勝利を収めるもので、
サン・ジョルディの手にした槍がドラゴンの心臓を
貫き、見事お姫様を救い出すことができたのです。
溢れ出したドラゴンの血からは、見たこともない
ほど美しい薔薇が咲き、サン・ジョルディは、
その中でも最も美しい薔薇を手折り、永遠の愛の
シンボルとしてお姫様に贈ったのです。
それ以来カタルーニャの人々は、毎年4月23日を
サン・ジョルディの日とし、愛する人達に美と
教養、愛と知性のシンボルとして、1本の薔薇と
1冊の本を贈ってこの日を祝っているのです。
花屋の前にサンジョルディの日と書かれた看板!
便乗商売?バレンタインのように、薔薇を買って
送る人が宮古島にもいるのかなぁ〜

2008/4/28
朝、起きたら、外は大雨!
こんな日は朝早くからキャンセルの電話が
一つか二つある。せっかく遊びにきたのだから、
無理せずに気象条件の良い日にすればいい。
宮古島は沖縄の中でも水に恵まれた島である。
よく、「生水を飲んでも大丈夫ですか?」と
聞かれる方もおられる。どう答えてよいのか?
出来れば一度、沸かした水を飲むようにすれば
良いのだろうが水道から出てくる水を、
そのまま飲んでも差し障りはない。
島内の隅々まで水道は整備されている。
漁師仲間の先輩は、「俺たちの子供の頃は、
朝の仕事は水くみからだったよ」とよく聞く。
わずか40年ほど前まで、井戸の水を使っていた
ところが多かったようだ。
「今じゃ、考えられないないなぁ」といいながら、
海からかえってきて漁協の水道で
ジャブジャブと身体を洗う。
宮古島は独特の地質で島全体が水がめのように
なっている。観光に来られた方が嫌がるこの雨が
水の源!この雨が降らなければ島のすべての存在さえ
危機となる。ちょっと、おおげさかな・・・
子供の頃は雨が嫌いだったけれど、自然に目を
むけるようになってからは、
そんなに雨が嫌いではなくなった。

2008/4/27
強い風が窓を叩く音で目がさめると、朝、
早くに海の様子を見に行く。車に乗って海を
見に行くとき、土曜日ともなれば、道路脇や
ビーチの駐車場銀行や飲み屋街の駐車場には
エンジンをかけたままの車がよく停まっている。
車が唯一の交通手段である宮古島では
見慣れた光景で、お酒を飲んで、そのまま
車に乗って帰れば飲酒運転になってしまうので、
車で朝まで寝ているわけだ。
前に一度、車のドアから上半身うつぶせで
伸ばした手が地面についている人を見て
思わず「殺人事件!」かと勘違いしたことがある。
車から降りて、身体をひっくりかえして
確認したところ、知り合いだった。
このように、宮古島では酒を飲んで車で一泊、
酔いを醒ましてから翌日帰ること
はめずらしいことではない。
市外に住む友人が、飲んで帰ると飲酒運転に
なってしまうので、車で寝て翌日の朝起きてから
車に乗って帰った。その途中、朝の検問で
飲酒運転で検挙された。友人は、どうしても納得が
いかない。飲酒運転しないために車で一晩
過ごしたのに「なんで、飲酒運転なのか?」と
怒りをあらわにしていた。
身体にアルコールが残っていれば飲酒運転だ。
このようなケースが増えているという。
今年に入って、朝の検問で20人ほど飲酒で
検挙されているらしい。
昨日も朝、早くから検問をしていた。
朝の飲酒検問なんて宮古島くらいじゃないだろうか?
2008/4/26
ダイビング機材の購入は、講習を受けたショップで
買われることが多かったが、最近では
大手量販店で買われる方が増えているようだ。
機材もメーカーによって色々と開発されて
いるようで、足ヒレや水中メガネの種類の
多さに選ぶほうも大変だろう。使いやすいも
のを選ばれるのがいい。
最近、ちょっと困ったことがあった。
それはマスク(水中メガネ)で、ミラーマスクと
いえばよいのだろうか?ミラーのサングラス
同様で、こちらから相手の目が見えない。海の中では
話すことが出来ないのでガイドはお客さんの目を
見て、様子をうかがうことが多い。
どこを見ているのか?不安がっていないか?
こちらの意思が伝わっているのか?目は口ほど
にものを言うことがある。
その目を見ることが出来ないのは困る。
新品のマスクは曇り止めをつけても、あまり
効き目がなくすぐに雲ってしまう。
出来れば、ぬるま湯(お風呂より少し熱め)に
一晩つけておくのがいい。せっかくのダイビングの
楽しさもマスクが雲って見えなければもったいない。
マスク購入のときの参考にしてください。

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