2008/5/19
ひまわり祭りが行なわれていると新聞に
載っていたが、毎日があわただしく
過ぎて、行く暇がなかった。ひまわり祭りは
緑肥作物であるひまわりを活用し農業と
観光の連携をはかりながら、宮古島を
アピールする目的で行なわれる。
植えられた「ひまわり」は、約420万本、
迷路や「ひまわり」の料理がふるまわれた
そうだ。祭りの後、「ひまわり」は畑の
肥料となる。
たまたま早く海から帰ってこられたので、
「ひまわり」のところまでカメラを持って
車を走らせた。新聞に載っていたのが
数日前・・・ ほとんどの「ひまわり」が
ダラリと顔を下にむけて、枯れる寸前、おまけに
顔はすべて東を向いているので写真を撮るにも
逆光となる。もう少し早く来ればよかった。
車を降りて、カメラを片手に畑の中を歩いて
いると、地主らしきオジィがいて
「貰うかぁ〜?」と言ってくれた。
「噂を聞いて見にきただけ、そろそろ畑に
スキ込むんだよね」話をはぐらかすように
したのには訳がある。
「貰うかぁ〜?」の意味が気になったからだ。
「ひまわり」の花か?種か?油か?もしかして
「ひまわり」で作った料理の残った一部
のことなのか?花ならザクザクと数十本切って
渡されるだろう。種なら袋一杯は持たされる。
油なら後でビンを返しにこなければならない。
返しに行くと酒の相手をさせられるかも知れない。
料理なら食べきれないほど渡されるだろう。
この島で長年の経験から「貰うかぁ〜?」の
一言に返事をして幾度後悔したことか。
満開に咲いているときに見に来たかったなぁ
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