2009/5/18
週間天気予報では、この先しばらく雨マーク。
空は、どんよりとした雲に覆われている。
焼けるような日差しにさらされるよりは、
この梅雨の時期のほうが過ごしやすい。
沖縄の梅雨には、いくつかの特徴がある。
梅雨のはじめ頃は、梅雨を知らせるように
1〜2日、朝から雨が降る。そして雨が落ちて
きそうで落ちてこないような曇り空、湿度が
高い。午前中は真夏がきたような日差しが照り
つけていたかと思うと黒い雲がやってきて
スコールのような雨が降る。梅雨も終わりに
さしかかれば、2〜3日、バケツをひっくり返した
ような雨が降り、ハデなライブのようなカミナリが
鳴り響く。平年なら糸満のハーリーの鐘
(旧暦の5月4日)で梅雨が明けると言われているが
今年は少し長引きそうだ。
今日も日中に雨が降りそうな雲行き。海に入れば
濡れるのに、雨に濡れるのは嫌がる方が多い。
雨が降ると船の上で本を読んだり、昼寝を
したり出来ないけれど私は雨に濡れるのは嫌い
ではない。「やまない雨などない」と思えば、
この雨さえ愛おしく感じられる。しばらくすれば
焼けるような日差しが照りつける夏がきて、
いつ降るかわからない雨を待つことになる
ことだろう。

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