ガイドブックにのっていない宮古島を紹介。笑いと涙ありのキジムナーワールドです。毎日更新しています。
2009/12/31
あっ!と言う間の一年でした。
振り返ると、楽しかった思い出が、
その人の顔とともに思い出します。
今年もたくさんの方と出会えて、
幸せな日々を送ることができました。
ありがとうございました。
来年も良い年を迎えてください。

2009/12/30
ドルが安くなっているで、旅行へ行くなら
海外が得。言葉が通じないことや、欧米人に
比べ身体が小さいことで、よけいに小さく
なってしまうと言うような話を聞くが、
日本人ほど素晴らしい民族はないと
思っている。風の音、川の流れる水の音、
波の音、虫の声・・・・
こうした自然の音に心が休まる。
ある人類学者によると、外国人の多くが、
これら自然の音は耳に邪魔な雑音に聞こえる
そうだ。一般に世の中で一番尊く、美しいものは
自然だというように日本人は美的感覚を持つ。
四季のうつろいの中で生きてきた証しだろう。
日本人は働くのが基本的に好きな民族だとも
思う。残業している人は能力のない人だと
今の風潮を聞いたときに違和感を感じた。
遅くまで残業をしている人を見れば、
「頑張ってるなぁ」「偉いなぁ」「大変だなぁ」
「御苦労さま」と思うのが普通じゃないかな。
人を尊重する気持ちが強く人に恥を
かかせることを善としない。
自分の成功にも「おかげ様で」と言う気持ちをだき
「ありがとうございました」と感謝の
言葉を言うのは日本人特有らしい。
振込詐欺に注意するようCMまで流れているのに、
今だに毎日、振込詐欺に合う人がいるのは、
人を信頼するするこを前提にしているからだろう。
外国へ行けば、もっと日本人として誇りを
持って堂々としていればいい。
中には確かに、偉そうにしている日本人を
見かけることもあるが・・・・

2009/12/29
花月の高座で、笑福亭仁鶴が出てきて、
「関西の人は変ですわ、一回でいいのに
2回いいますねん。ええでええで、
あかんあかん、ちゃうちゃう、かまへんかまへん。
1回言うたらよろしいのに」と笑わせていた。
関西人の話は置いといて、日本や世界各地で
起こっている異常気象に慣れてしまって、
異常と言う言葉が異常ではなくなっている。
アメリカ北西部やオーストラリアの干ばつは、
身近な食糧危機でもニュースでもあまり
報道されない。報道されるのは芸能人の不祥事が
先になる。
「変やわ・・・」
東大や早稲田、日本の頭脳集団を育てる大学が、
資産運用で数10億の損失を出しても、
ちょこっと報道されるだけ。
「やっぱり変やわ・・・・」
「日本はCO2を20%以上削減する」と堂々と
約束する人の話になんとも思わないなんて、
省エネ、ハイブリット車、その上20%削減したら
工場がほとんどつぶれてしまう。
「変やわ・・・」
今年を漢字で表わすなら「変」
だって、やっぱり変やもん。

2009/12/28
クリスマスの前日に海が静かだったので
漁に出た。12月は、海が荒れる日が多く、
魚の値段がグンとあがる、はずが・・・
売れない日が続いていたので、漁には
出なかった。クリスマス、忘年会シーズン、
魚が高く売れると思っていたのに、安かった。
クリスマスはケンタッキー、忘年会は、
ほとんどの人が家でご飯を食べてからくる。
刺身はチキンに負けた。チキンとケーキの
食い合わせは悪いと思うが、ケーキと
刺身の方が気持ち悪い。捕っても売れないの
なら魚がかわいそうだ。
しかし、そんなときに限って大漁してしまう。
昨晩も潜ってすぐ自分の体よりも大きな
ナポレオンを見つけた。いつもなら迷わず
捕るけれど、2年前に海の主と言われるほどの
ナポレオンを捕ってから、あまり良いことが
なかった。捕って売れたところで値段はたかが
知れている。それよりも何年も生きてきた
ナポレオンの価値とはひきあわないだろう。
朝のセリで「凄いなぁ、どこで捕ったか」と
何人もの人に聞かれるのもうっとおしい。
結局、捕るのをやめた!選んで捕ることが
出来るのが1本釣りとは違うところ。
大漁したけれど、値は安い。
しばらく漁はお休みだ。

2009/12/27
ホッキョクグマが割れた流氷に乗って
行き場を失ってしまうシーンや
氷の上で餌を探しまわる映像などをみて、
北極って美しいなぁと思うのと
同時にどのようにして撮影しているのだろう。
あんなに近づいて・・・
厳寒の地でカメラマンは、おそらく命がけで
撮影をしている。
温暖化・環境の変化を訴える映画であったが、
撮影しているカメラマンは厳しい環境の中で、
どういう映像を撮れば見る人に伝わるのか
考えて撮影しているはずだ。
流氷が割れる瞬間に、そこにホッキョクグマが
乗っていることもすごいと思うけれど、
映像を見るほとんどの人が、おそらく帰って
こられなくなるホッキョクグマのことを
「かわいそうだぁ」とそのときは思うだろう。
そのときは温暖化について考えてもすぐ
現実に戻れば日々の生活に追われ
友達との会話の中で、「あの映画見たよ」
という言葉が出てくるくらい。
身近に起こることでないと、なかなか現実として
受け止めるは難しい。環境問題を話し合う
世界会議がひらかれて、満足な合意が得られない。
ニュースの解説者が「このままでは、日本だけ
貧乏くじを引くことになる」と言っていたけれど
出来る国から出来るだけのことをすればいいのに。
カメラマンというのは、一人でも多くの人に
自分の撮った映像が伝わるか厳しい環境の
中で命がけで撮影をこころみているのに・・・・

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