宮古島には5つの言語があり、伊良部島には7つの部落と
言語がある。伊良部には池間添(佐良浜)という部落があり、
池間島から渡ってきた人が湧水を発見して、移住したと
伝えられている。
池間島と宮古島との距離は約1,5`弱、池間島は、南方からの
ルーツで宮古島は大陸がルーツであると、ある民族研究者が
言っている。
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6世紀の初めころ、狩俣の豪族「四島の主」が支配していた、
それよりも昔遠く南方からカヌーのような船でたどり着いた
民族が池間島に住みついた。
もし、私が遠く海を渡り、この島を発見したなら、まず、
大神島か池間島に船をつけると思う。先住民がいるのか、いないのか
一日もあれば探索できるしたとえ先住民がいたとしても、
大きな部族ではないだろう。
おそらく先人もそう考えたに違いない。
そして水を発見して住みついた。
長い航海で疲れ切った身体を癒し、まずは身を守る事を考える。
私なら、その後、秘かに宮古島を探索して他の民族がいるのか
調査して小さな集落から夜間に襲撃するだろう。
そして徐々に勢力を広げていく。
しかし、池間島にたどり着いた先人は違った。
池間島を自分たちの島とした後は静かに平和に暮らすことを考え、
守ることだけを考えたようだ。
他の部族が侵入してこないようにするためにしたことは、
大きな草鞋(わらじ)を作って海に流した。この島には巨人が
住んでいるように見せかけたそうだ。
池間島には巨人が住むと思われていたらしい。
(不思議発見という番組の撮影を手伝ったときに、知った話。)
