宮古島には、色々な物を買い付けにくる人たちがいる。
総称してブローカーと呼んでいる。
ナマコやモズク、このあいだは津波の影響でマグロが品薄に
なり、マグロを買い付けにきた業者もいた。
かわったものでは、「タツノオトシゴ」もあった。
漢方薬に使うらしく値段は忘れたけれど、かなり高値
だったことは覚えている。
ダイビングではあまり見かけないタツノオトシゴ。
魚を捕る網によくひっかかっている。干してある網によく
見かけるので、それを取って売った。
当時は(20年前)は、網漁をしているオジィがまだ
たくさんいたのでけっこう集めた記憶があるが、
いくらで売ったのか思い出せない。
タツノオトシゴ 漢字で書くと、龍の落し子になるわけだが、
なぜか「海馬」と書くことが多い。英名は、シーホース
海の馬って意味だが、どちらが先に名前が
ついたのか不明。ほとんどがカタカナでタツノオトシゴと
書くが、海馬と書く人もいる。
たしか海馬と書かれたTシャツも売られている。
脳の中に「海馬」と呼ばれる部分がある。
形がタツノオトシゴに似ているのが由来だそうだ。
漢方では精力増進、安産の薬とか言っていたが、効き目の方は
科学的には証明されておらず、怪しいものだ。
