寒暖の差が激しい。まだもう少し寒い日が続く。
沖縄では、そろそろ桜が咲く頃だ。
沖縄の桜は「寒緋桜」(カンヒザクラ)という種類。
本土の桜(ソメイヨシノ)など、春の気温の上昇にともなって、
開花するので桜前線は南から北へと移動していく。
沖縄の桜はその逆で、気温がグンと下がらないと
開花スイッチが入らない。つまり沖縄の一番寒い日に、気温の
低い山の方から咲き始め南へと南下していく。
沖縄各地で「桜祭り」が開催される。
本部八重岳桜祭り 1月18日から2月2日
今帰仁グスク桜祭り 18日から2月2日
名護の桜祭り 1月25日から1月26日
久米島桜祭り 1月24日から2月2日
桜祭りと名がついているが、本土のように桜の木の下に
場所をとって、そこで酒を飲みながら花見というような
ことはしない。
道路沿いの桜を車から眺めるか、歩いて回るだけ。
本土にいる頃は、夜まで飲んで、それからみんなで
夜桜見物によくいった。
そうそう、アメリカで花見で酒を飲んで、注意を
受けたこともあったけ・・・・懐かしい。
沖縄の桜には風情というか情緒がない。
もちろんきれいだけれどやっぱり、ソメイヨシノの桜の花びらが
舞うその下で桜を見てみたい。
本土の桜が咲く頃には、そんな暇などなさそうだ。
