沖縄県の名護湾では、3月〜5月くらいにイルカが
迷い込むことが多く追い込み漁で捕獲していた。
名護のイルカ漁は有名であった。
1989年の規制を最後にイルカ漁は姿を消した。
名護市の入口付近には、イルカのモニュメントがあり、
そこには「ようこそ 安全なイルカの里へ」という文字が
書かれている。
昔は学校の給食にクジラの肉は普通に出されていた。
今ではクジラ肉は高級品。子供の頃、さんざん食べて
きたので、今さら高いお金を出してまで食べようとは
思わない。
和歌山県のイルカ漁が問題になっているが、イルカを
捕らなくても良いのなら捕らなくてもいいんじゃないかなと
思う。地域文化を否定するわけではないが、名護のイルカ漁の
歴史は100年以上、当時は貴重なタンパク源であった。
この飽食の時代にわざわざ、イルカを捕らなくても、他に
美味しいものは安くてたくさんある。名護では今でもどこから
仕入れてくるのかイルカ料理の店がある。
それほど美味しいものではない。
宮古島でも港の中にイルカが迷い込んでくることがある。
20年前は網を張って捕まえて食べたこともあるけれど、
解体してあの血を見ると魚とは違いあまり気持ちの
良いものではない。
名護では捕ることがなくなったのだから、
和歌山県も捕らなくてもいいんじゃないかな。
