学校にエアコンを設置するか否か住民投票が
行われたとネットニュースに出ていた。
沖縄では米軍基地の周辺にある学校は騒音で、授業が
一時中断されることが、あったそうだ。現在はほとんどの
学校にエアコンが設置されている。
私の産まれ育った地域は飛行機に手が届きそうなところで、
早くから防音対策が取られた。エアコンはその後、中学に
入ったくらいからだったと記憶している。
宮古島の小中学校もほとんどがエアコンが設置されている
そうだ。雪など降る気候ではないので、暖房設備はない。
宮古島では、夏も気温は32℃を超えることはほとんどない。
焼けるような日差しであっても気温は本土のように
上がらない。木陰に入れば涼しい。
ほとんどの学校は南向きに造られているので、直射日光が
教室に差し込まないように考えて建設されている。
宮古島もこの十数年で、どこの家にもエアコンがある。
私がこの島に来た頃はエアコンのある家は少なかった。
それでも最初に買ったのはエアコンだったかも知れない。
どこの家にもエアコンが普及して、学校にもエアコンが
設置されるようになり学校は涼しい場所と言われるように
なった。それどころか、ある学校ではエアコンのせいで、
膝にブラケットをのせても良いというところもあるそうだ。
それなら、エアコンなどつけずに、窓から入ってくる風の
ほうがよほど心地よい。
ただし、台風があるので、窓をしめきらなければならない
ことがある。スタッフのタッ君の部屋は今だにエアコン無しの
生活。「安いのを買ってあげようか」
と言っても「寝るだけですから、大丈夫です。」という。
さぞかし暑苦しい夢を見ているのだろう。
