沖縄方言で、「美しい島」を「美島」(ちゅらしま)と言う。
宮古島では、「美ぎ島」(かぎぃすま)
不法投棄が目立って多いことで、現市長になってから「美ぎ島」を
スローガンに不法投棄の撲滅を目指してきた。
そしてついに2014年度の調査報告で、市は、5月の段階で島内の
3カ所に残っていた不法投棄のゴミは、すべて撤去し「ゼロ」と
報告された。
しかし、撤去したはずのゴミが多く残っていたことが発覚して
大きな問題になっている。
問題はこの3カ所のゴミ処理対策費用に市が2300万円の予算を
投じていた事。3カ所の残存しているゴミは114トン。
これはあまりにも多すぎるということで
新聞やテレビなどでも取り上げられてる。
陸からでは、隠れたところに捨てるが、海側からはよく
不法投棄のゴミが見える。問題の3カ所どころか不法投棄の捨て場所は、
なぜか決まっているように同じ場所に捨てられる。
本土から送られてくる中古車も宮古島に来れば、スクラップに
なるまで乗りつぶされる。業者に持っていく人もいるが、
そのまま動かなくなった空き地や畑の倉庫がわりに使われて
朽ち果てるものも多い。
生活が豊かになったのは良いけれど、捨てられないような
ゴミが増えている。
