港に帰港すると、海上自衛隊の掃海艇で停泊していた。
掃海艇は爆破処理の為にやってくる。
翌日の新聞には、爆破処理の為の航行禁止区域・時間が
載っていた。防波堤延長工事の前には、磁気探査が行われる。
おもに沖縄では不発弾処理。
戦後70年たった現在でも毎年多くの不発弾が爆破処理される。
今回、爆破処理されたのは3インチ砲弾9発
5インチ砲弾・81ミリ迫撃砲弾
40ミリ砲弾・20ミリ砲弾計20発それに手りゅう弾50発。
不発弾で沖縄本島と宮古島の違いは、沖縄はそのほとんどが
米軍から発射されたもの宮古島で発見されるほとんどの
不発弾が日本軍のもの。
終戦時に日本軍が弾薬を海上に投棄した。
手りゅう弾50発というのは、手りゅう弾がつまった箱が
発見されたということ。爆破処理の仕方にも問題がある。
不発弾を海中の一か所に集めて、爆薬を仕掛けて
爆破処理する。一般の人なら不発弾が爆発したと思うだろう。
爆破するものもあれば、爆破せず飛び散るだけのことの方が多い。
出来れば海中から引き揚げて処理してくれればいいのだが、
爆発物なので陸上に揚げてしまうと捨てる場所がない。
ある専門家によれば、沖縄県の不発弾がすべて撤去される
のには、まだまだ100年以上かかると言われている。
