ナイトダイビングには、良い時期。
港で出港準備をしていると地元の人が
「夜まで潜るの?」と、あきれたように聞いてくる。
漁師仲間は「夜潜りか?」(漁にでるのか?)と
声をかけてくる。もう魚は捕らない。
「チョット星を眺めに行ってくる。」と答えている。
日没は7時30分くらい、そしてここから暗くなるまでが
長くだいたい8時くらい。最初に火星が見えてくる。
そしてさそり座のアルタイルが見え始める。
大げさなことを言うようだが、夜の暗闇より星の明かりの方が
多いのではないかと思うほどたくさんの星がまき散らしたように
キラキラしている。
ナイトダイビングのお客さんは、海に潜っているが、
サンセットと星を見るために船に乗ってくる方もいる。
アルタイルの左側に土星が見えるころには、ほぼ満天の星空。
木星の輝きも海に映るほど。東の空には「夏の大三角形」
こと座のベガ・わし座のアルタイル・白鳥座のデネブ。
頂点に見えるのがベガでこれが「織姫星」
右斜め下に見えるのがアルタイル「彦星」
その真ん中の白っぽい雲のようなのが「天の川」
北斗七星もよくみえる。
ヒシャクの七等分先に北極星が見える。
この北極星を中心にすべての星が回っている。
今日は七夕。台風の影響で天の川を見ることができないのが
残念だが、星をみるのには良い時期だ。
