携帯にネットニュースで、ザッ・ピーナッツや永六輔の
訃報が送られてきた。ちょうど昼休みに港に戻ってきて
ランチをしていたので、乗り合わせたお客さんに
伝えると「エッ!」と驚く人より「誰?」と知らない人の方が
多かった。
知っている人が知らない人に「モスラの・・・」
「恋のバカンス・・・」云々
「ほら上を向いて歩こう・・・」
「遠くへ行きたい・・・」云々
知らない世代にはその説明さえわからない。
それでも知っている人はあれこれ思い出して説明するが
痛々しい・・・年代が違うのだから仕方がない。
でも、こういう話って島の友達には年代を超えて知っている
人が多い。十数年前まで民放は放送されていなかった。
ケーブルテレビがあったが有料なので市内の人は加入している人が
多かったけれど、お金を支払ってまでテレビを見ると
いう考え方はなかった。
しかし、ビデオデッキはどこの家にもあって、当時は家の近所に
レンタルビデオ店がコンビニ以上の店舗数があった。
もちろん邦画や洋画のビデオも貸し出ししているが
テレビの番組の海賊版が貸し出されていて値段も安かった。
2週間前放送された番組や、それこそ古いテレビ番組もあり邦画や
洋画のビデオを借りる人よりテレビ番組の方が安くそちらを
借りる人のほうが多かった。
世代をギャップを問わず、話題が共通出来ることに驚いたことがある。
それも今では懐かしい話。
今は一家に数台のテレビがあって流行りを追いかける人が増えました。
