1999年9月 熱帯低気圧が南九州沖で急発達して
台風17号になった。宮崎をはじめとする九州各地で
洪水被害をNHKのニュースで見ていた。
そのすぐ後9月19日熱帯低気圧が急発達して
台風18号になった。沖縄で何度も大きな台風を経験してきたが、
このときの台風の中心気圧が930hPa
このときまでこんな大きな台風を経験したことがなかった。
幸いにも農作物以外はそれほどの被害もなく宮古島を通り過ぎて
行ったが、この台風はその後韓国に上陸して死者31名
負傷者1211名もの被害をもたらした。
日本の南海上で熱帯低気圧が急激に発達して大きな台風に
なる今年の台風とよく似ている。
2003年9月にはこの台風をも超える台風が宮古島を通過した
中心の気圧は910hPa
台風に慣れた宮古島でも電柱の倒壊は700本を超え家の中の畳が
ひっくりかえるほどの台風だった。
「秋台風はこわい」と聞かされていたが、この二つの台風を
経験してよくわかった。
台風の大きさにもよるけれど960hPaまで気圧が下がれば
瞬間最大風速50mを超えることもある。
今年の台風は910hPaとかそれをも下回るモンスター台風。
まだまだ安心はできない。旅行の計画を立てるときは
週間天気予報や気圧配置、
熱帯低気圧の有無をよく確認したほうがいい。
「秋台風はこわい」台風に慣れているオジィたちが
言うのだから、ホントに怖い!
