本土の百貨店などでは、全国各地の物産展が行われる。
その地方の特産品や名産品など、わざわざその地方の
業者がやってきて、味わえるというもの。
なぜか宮古島などの離島にも「北海道物産展」が
行われることがある。どことなく怪しい物産展!
加工品が多く、たとえば鮭など買うと裏には九州の工場で
加工したことが書かれてあったり、北海道ラーメンと
書かれてあるのに本土の工場が出荷元であったり、
各ブースの隅っこの方では貴金属や布団などが売られている
こともある。
私の知り合いも、このような物産展でオバァが布団を
買わされたと言っていた。北海道で作られている有名な
布団ならまだしも、羽毛布団であることが多い。
「北海道の人も使っていますよ」
ということなのだろうか・・・
それとも「寒い北海道でも使えますよ。」ということ
なのかよくわからない。
おまけに「貴金属」
夜店の露店で売られているより少しマシな感じのペンダントや
指輪などなど、ご丁寧に指輪の裏には「18K」ではなく「8」
と刻印があったりするものもある。販売だけではなく
「買い取り」とも書かれてあるブースもあったりする。
こうなれば、なにが北海道物産展なのかよくわからない。
もちろんイクラの醤油漬けや海鮮弁当なども売られているが、
あまり怪しいと鮮度を疑ってしまう。
以前に一度ラーメンを買ったことがあるが、食べる前に
賞味期限が切れていた。
それ以来、このような物産展の広告が入っても行ったことがない。
非常に「怪しい物産展」なのだ。
