エイサーに魅了されて、本土から移住してきた人がいる。
毎週、エイサーの練習に励んでいるそうだ。
沖縄では、旧暦の7月15日のお盆に、村々の若者たちが
太鼓を叩いてエイサーを舞う。
ここ宮古島では、イベントで呼ばれていくことの方が多い。
沖縄本島では、今もお盆の行事として7月エイサーが行われる。
お盆には、後生(グソー)あの世からご先祖様が
里帰りしてくる。家族はご先祖様を迎える準備をして待つ。
ところが帰る家のない無縁仏は、送り火の日まで十字路や辻で
ユラユラと立っているそうだ。霊感の強いひとにはその姿が
見えたり、ある人は驚いて病気になったり、
最悪の場合連れていかれることもあるという。
そんなことが起こっては大変だ!ということで、
村の若者たちが太鼓を叩き鐘を打ち鳴らし魔物を追い払う。
「エイ サー エイ サー」の掛け声は「エイ」
昔の槍のこと。
エイサーは祭事であり悪魔祓いの儀式でもある。
最近はその勇士が、かっこいいと人気があり、各地に
エイサー愛好会などができている。
