給食で牛乳を飲もうとすると、誰かがふざけて
笑わそうとする。そんな経験を誰もがしているのでは
ないだろうか。
クラスに牛乳が嫌いな奴がいた。
5時間目が始まっても机の上には牛乳が置いてあったのを
覚えている。魚が嫌い肉が嫌い野菜が嫌い。
そんな子でも毎日出るわけではないが牛乳となると、
これは給食の一部みたいなもので、さけては通れない。
どうして給食には、毎日、牛乳が出るのか調べると、
なんと「学校給食法」というのがあり、これによると牛乳を
出すことが義務付けられている。
給食に牛乳は国の政策でもあったのだ。
牛乳にはカルシウムが多く含まれていて「背が伸びる」
信じられている。いくら牛乳を飲んでも、ちっちゃい奴は
小さいままだった。
牛乳よりもヒジキの方が多いかもしれない。
そもそも日本食に牛乳は合わないと思う。
これは給食だからという理由で炊き込みご飯や
タケノコご飯とでも一緒にするが、家庭で五目寿司や
エビフライに牛乳を飲ます親はいないだろう。
宮古島で唯一の酪農牧場が廃業になった。
昨年末まで、牛乳を生産して、学校給食にも供給してきたが、
それもなくなるそうだ。
牛乳から加工乳に変更されるが、予算の関係で1週間に
1〜2回しかできなくなる。
牛乳にこだわる古い考えは捨てて、別にお茶でもいいと思う。
