立春の日の今月4日は、大陸からの高気圧の張り出しに
伴う寒気の影響で厳しい冷え込みとなった。
市内で食事を終えて店の外に出ると、そこはまるで
本土のような冷たい空気に酔いが一気に覚めてしまうほど。
このときの気温が11℃だったそうだ。
これは平年より4.4℃低く北風が10m以上吹いていた。
北風1mごとに体感温度では1度下がるといわれている。
気温が11℃だから身体で感じる温度は摂氏1度と同じだ。
1月も2月も最低気温が20℃を下回る日は多い。
しかし1日の最高気温が20℃を下回る日は、過去の統計を
引っ張り出してきても月に3日〜5日ほどしかない。
こんないも寒い日が続いてあるのは、30年以上住むこの島で
初めてかもしれない。
気象台は、今月5日6日が寒さのピークであると発表して
いたが、それを過ぎても寒い日が続いている。
沖縄本島ではサクラが咲き、ここ宮古島でもサクラが
開花しているところもある。暖かさはすぐそこまでやって
きているはずなのに、まだ感じることができない。
