沖縄では、家の近所(半径50m以内)に日用雑貨を
売っている「マチグワァ」というお店があった。
スーパーやコンビニに押され高齢化もあり今では
ほとんど消えてしまった。
このマチグワァと同じかそれ以上に「さしみや〜」と
呼ばれる「魚屋」があった。
いつのまにか刺身もスーパーで買うようになって、
さしみや〜もほとんど消えてしまった。
スーパーで売られている魚は冷凍から解凍されたものも
あり「いつの魚かわからない」といっていたのは、
もう過去の話。
私は今でも魚は、さしみや〜で買うようにしている。
確かに一年を通して水温が高く、沖縄の魚は、
身の締りがなく、はっきり言って本土の魚に比べると
美味しくはない。だが新鮮な魚を、ほぼ毎日食べている。
「沖縄県は全国一魚を食べない。」
魚の消費量は47都道府県でワースト1。
こんな統計がある。
これは、本土の魚を買う人が少ないという意味が
ふくまれている。
地元の消費量は計算の内に入っていない。
魚は買うより、おすそ分けでいただくことの方が多い。
全国一 魚を食べないなんて、大きな誤解がある。
我が家では、ほぼ毎日、魚を食べている。
買わなくても、港に座っていれば、
「これ持っていけぇ〜」と声をかけられる。
