沖縄で、アパート賃貸を借りると、シャワーは
あるけれどお風呂バスは、ついていない。
湯船がないところが多い。
沖縄本島では、夏場になると深刻な、水不足になるので、
節水のためシャワーだけとなる。
県営住宅や、市営住宅にも湯船はない。
宮古島には、一昔前まで、市内に、銭湯が三つあった
そうだ。漁師仲間にその頃の話しを聞くと、昔を
思い出してもりあがる。
毎日、銭湯に行く人もいたそうだが、
「それは、ウヤキンチュウさぁ」と言う。
金持ちの意味。
漁師仲間たちは、サトウキビの収穫が終わって、
そのお金が入ってきたときに家族で、市内に出てきて、
ソバを食べて映画を見て、銭湯いくのが、当時の
贅沢だったと話す。
1ドルあれば、その贅沢が出来たそうだ。
私がこの島にきたとき、もう銭湯はなかった。
もともと銭湯をやっていたところがサウナに
なっていて、大漁した翌日に漁師仲間と行っていた。
サウナに行くようにたびに聞かされた、話しである。
冬の一時期、無性に大きなお風呂に入りたくなるものだ。
のんびり湯船につかろうと、宮古温泉に個室の予約を
入れると、いつも予約がいっぱいで断られる事が多い。
個室の予約はおはやめに。
