2019/5/15
銀行や役所のロビーには、子供たちが描いた
お母さんの顔が張り出される。
市内の花屋さんには、子供たちがお小遣いで
カーネーションを買いに行く。
毎年恒例の母の日。
島では昔から母の日は本土より盛り上がって
いるような気がする。それは本土に比べて、普段から
お母さんに感謝する気持ちが強いのだろう。
家の中で一番影響力があり強い権限を持っているのが
オバァである。
オジィは家の象徴のようなもので、ある意味空気の
ような存在である。
一番強いオバァの手足となっているのが母である。
ほとんどの家庭が共働きであり外でも働いて、
そして家事もこなす。
お父さんは、働いて帰ってきて動かない存在であり
家の中で時折邪魔な存在でもある。
一日中、忙しく動き回る母の姿を子供たちは、
日ごろから見ていて知っている。
沖縄で母の日に捧げるプレゼントで一番多いのは、
「今日一日、母の仕事を手伝う」
ということらしい。
南の方に行けば行くほど男は働かず、
女性が働く傾向にあると
どこかで聞いたことがある。
私もそう思う・・・・

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