ネット上で「アマビエ」が話題を呼んでいる。
江戸時代に、九州熊本の海に現れて
「疫病が流行ったら、私の写し絵を人々に見せよ。」
と言って海中に姿を消したという妖怪だそうだ。
その姿は、半人・半魚でクチバシを持っている。
世界中に半魚人伝説はある。
月明かりに照らされた岩の上に長い髪をなびかせて、
上半身は裸で、貝のビキニブラをして、
下半身はウロコのある魚の尻尾!
美女という設定であるが、船乗りがジュゴンを
見間違ったという説が正しいなら
美女とは程遠いだろう。
実は、この宮古島(正確には下地島)にも
人魚伝説がある。通り池にまつわる話で、ある日、
観光に来た人に通り池の継母伝説の話をしていたところ
地元のオジィがやってきて、人魚の話を教えてくれた。
通り池は海につながっていて、海側の入口が
幅約30mあり池までの奥行が約70mある。
最大水深が40mほどで、途中の天井部分に少し広くなった
部屋のようなものがある。
オジィがいうには、そこが人魚の住み家だそうだ。
オジィから聞く人魚は女性ではなく男で、
どうやら人魚というより半魚人ぽくて
顔も魚顔だそうだ。
ダイビングで、何度も通り池を潜っている人でも、途中に
そのような場所があることを知る人は少ない。
まして漁師ではない地元のオジィがそのような
場所を知っているはずがない。
海に潜る漁師でも知らないだろう。
もしかして「アマビエ」は、通り池にいるのかも・・・・・
