アメリカにいた頃、近所のオバサンに色々と
お世話になった。いつもポーチでイスに座っていたので、
肩をもんであげたことがある。
子供の頃から、祖母の肩たたきや肩もみを
よくしていたので、同じように
やってあげたら、あまりの気持ちよさに驚いていた。
肩こりを英語で検索するとStiff Shoulder
と書いてある。
おそらくこの単語は通じないだろう。
そもそも肩こりという概念が80年代当時にはなかった。
これが近所でちょっとした評判になり、
5ドルの出張マッサージで小遣い稼ぎをしていた。
アトランタの方まで行って本気でお店を始めようかと
少し考えたことがある。
時代はプラザ合意の前だから1ドルが230円
くらいだった。
最近、よく肩がこる。島内には、それこそ星の数ほど
マッサージや整体があるが
「上手」と評判のお店は意外と少ない。
ほとんどが観光客相手で、「あそこが上手だよ。」
と言われるようなところは、
私より年上の整体師さんのところばかり。
目上の人にましてオバァみたいな人に身体を
もんでもらうのは気がひける。
ようやくこの年になって少しは行きやすくなってきた。
最近よく行くのが近所にある整体で「癒家」
というところ。
60分コースで5千円ほど。
この辺りでは一番上手だと思う。
