初めて飛行機の窓から見た沖縄の海の色に
感動した。エメラルドグリーンという色を
初めて見た。
青くエメラルドグリーンに見えるのは、
少し濁っているから。海が青く見える主な原因としては、
まず第一に、太陽の光が水の成分に反射して
青い色を発することがあげられる。
そして第二に、海水に含まれている浮遊物に
反射する光によるもの。
青く透明に見える沖縄の海も、実は、目に見えない
プランクトンなどの浮遊物がウヨウヨしている。
特に沖縄の島々の海岸沿いには、植物プランクトンが
多数繁殖している。
太陽光線は、これらの植物プランクトンに反射して、
独特な色を発する。
これがいわゆる「エメラルド・グリーン」と呼ばれるもの。
植物プランクトンが多いということは、栄養が
豊富ということで、その植物プランクトン
の生育には、マングローブが大きく影響しているから
だと言われている。
船をとめている漁協の浮桟橋から、回りの海をみれば
エメラルド・グリーンに見える。
色が濃く見えるのは、実は濁っているからで、
透明度が良い海の色は黒く見える。
黒潮が黒潮と呼ばれているのは、まるで海に線を
ひいたように黒っぽく見えるから。
