水面が穏やか日は、イルカが姿を現す。
数年前から伊良部島と南海岸に住み着いている。
船の引き波が好きなようで、船が通り過ぎると
引き波を待っていたかのようにジャンプする。
出来れば海の中で出会いたいが、
なかなかうまく出会えない。
しかし、イルカの方も人間に興味があるようで、
ダイバーのすぐ近くまでやってくるが、
距離が微妙で姿が見えない。
宮古島に住み着いているイルカは
「ハシナガイルカ」クチバシが長いことが
名前の由来だとか。英名を「Spinner Dolphin」
ジャンプの仕方が独特で、くるりと回ってスピンする
ことからこの名前がついたそうだ。
イルカはイルカの言語があるという。
米軍はイルカの言葉の解析に成功したといわれている。
「アメリカンスナイパー」という本の中で、軍の港を
イルカが警備しているというようなことが
書かれてあった。
また、イルカの言葉には方言があり、この方言を
通訳するイルカも存在するという。
昔はイルカをとって食べていたが、今は捕る人もいない。
もう少しフレンドリーになってくれればいいのに。
