大坂にいた頃は、仲間達とほぼ共同生活を
していた。食べるものは、てっちり、スッポン、
テッチャン鍋、懐が淋しくなってくると
焼き肉(ホルモン)で、もっとお金がなくなってくると
食卓にキャベツが出てくる。
キャベツを見ると、「稼がなきゃ・・・」
と思う生活だった。
あの頃は肉ばかり食べていたような気がする。
宮古島にきてから、ほとんど肉を食べなくなった。
今では、まったくといっていいほど肉は
食べずに魚ばかり。
今も台所から魚を焼くいい匂いが漂ってきている。
今日のメニューはどうやら焼き魚と刺身、
それに送られてきた野菜で
煮物があるようだ。
二人だけなら、送られてくる野菜や漁師連中から
もらう魚だけで食べていけると思う。
昔からの友達が次々と病気になって
会えなくなってきている。
私が病気もせずに元気でいられるのは、
この食生活のおかげかも知れない。
最近、食卓に並ぶ料理を見ていて、
ホントにそう思う。
