昭和12年〜15年頃、ニューヨークの新聞が、
海賊キッドの財宝のひとつは
「東経125度線上にある珊瑚礁の島」の
「デス・オブ・バーレイ(死の谷)」に埋めてあると
報道したことで脚光を浴びる。
同14年〜15年頃、本土や宮古の山師たちが
宝探しに大神島に渡り、
洞窟を発見したが発見できなかった。
洞窟は足を踏み入れたものは必ず死ぬとされている。
神域である。不思議なことに神域を
荒らした山師たちは早死にしたという。
大神島は「大御神島(うぷうがんずま)」
とも記される。
神が宿る島として祖神祭が島尻、狩俣集落と
共に、年5回行われていた。
男子禁制で写真撮影も録音も厳禁されている。
秘祭とされるゆえんである。
祖神から人間に戻る「神人離れ」の儀式では、異常な
エネルギーが祖神から放出されるという。
大神島の人口は、もっとも多いときに243人いたそうだ。
学校も廃校になり今では20人だけとなっている。
