ダイビングポイントに船をとめると、
蜂が入り込んでくる。蜂から刺してくる
わけではないので、別に害はない。
いつの頃からか、この時期になると蜂や
ハエが増えてくる。このミツバチは自然界のものでは
なく、遺伝子操作で人工的に作られた蜂である。
ハウス栽培の受粉用に作られた蜂で子孫を
残すことはない。最近では蜂よりハエの方が
安いのでハエを使う農家が増えてきた。
この時期はマンゴーの受粉時期で、
ハウスの中に大量の蜂が放たれる。
ハウスは閉め切っているわけではないので
逃げ出す蜂もいる。
その蜂やハエが海の上に停泊している船に
入り込んでくる。
マンゴーを楽しみにしているので、文句はいえない。
宮古島のマンゴーは繊維がきめ細かく
メロンのような口当たりで、
糖度、酸味、風味が絶妙なバランスで美味しい。
マンゴーの出荷時期は6月〜9月でピークは7月。
宮崎や鹿児島県は加湿ハウス栽培を行なっているので
出荷は宮古より早く4月〜6月。
宮崎県のマンゴーとよく比較されるが
決定的な違いは宮古島は無加湿栽培で宮崎は
ハウス内の加湿栽培である。
生産量でみると沖縄県がダントツ一位で
沖縄県の中味でも宮古島が生産量
一位となっている宮崎県は沖縄県の約半分で
鹿児島は宮崎県の半分。
宮古島の農家も宮崎県や鹿児島県の農家と意見交換を行い
より良い品質のマンゴー作りにはげんでいる。
