子供の頃に「オイルショック」という
出来事があった。中東で起こった戦争により日本に
石油が不足するという噂が広まり
石油製品の買い占めが起こった。
ちまたではトイレットペーパーがなくなるなど
世間を騒がせたことがあった。
それとは関係なく、その前後の年に関西で
竹の花が各地で開花する現象が起こった。
竹の花は120年に一度開花するそうだ。
竹の花は昔から不吉の前兆といわれていた。
実際に開花すると竹は寿命を終えて枯れるという。
その記憶はかすかでしかないが、竹不足が起こったと、
祖母がよく話していた。
開花すると「不吉」と言われているものは他にある。
少し前に神奈川の方で「リュウゼツラン」が
開花したとネットニュースでやっていた。
リュウゼツランは竹と同じく数十年に一度
黄色い花を咲かせる。
この数年のあいだに全国各地でリュウゼツランの
開花が報告されている。
沖縄でもリュウゼツランが開花すると
「不吉の前兆」という言い伝えもある。
過去には飢饉が起こったこともあるとか。
30年から50年に一度だけ咲くとは限らない黄色い花。
実際に一度見てみたいものだ。
