**の**の家の隣にある**の木には神が宿っていると言われて、**と呼ばれて近所の者たちから拝まれたり、お供えされたりしている。
ある嵐の日、突風に飛ばされた老人がこの木の枝に引っかかって助かったことがあり、それ以来神宿る木と呼ばれるようになったのだ。同じ嵐では、増水や風で何人か死人が出ていたこともあって、いっそう人々はこの木の霊験を印象づけられたようだ。
雨期を前にして、若い葉を茂らせ始めた木は、こうやって見るとなんだか神々しく見えなくもない。
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