ヴィーの最後の写真です。
穏やかな、起きてきそうなぐらいの寝姿に見えます。
一度もトリミングに行っていないので、6ワンと同じようにバンダナをして旅立たせることにしました。
自宅近くの深大寺にて荼毘に臥しました。
動物霊園もあり、緑豊かなとっても自然溢れる環境です。
ヴィーの火葬の間、動物慰霊碑をお参りしていました。
ヴィーが虹の橋に行くまでに、また発作が起きたり、腎臓が悪化しないように、お薬を全部持たせ、いつも食べているご飯・ずっと使っていたタオルケット、沢山のお花と共に、秋晴れの真っ青な空にヴィーは旅立っていきました。
家族の都合がつかず、私一人での立会い個別火葬だった為、お骨上げもゆっくり時間をかけて1つ1つの骨を骨壷に納めました。
お墓をとも考えましたが、1猫では寂しいと思い、当分は自宅で一緒に・・・
ヴィーが我が家に来てから使った首輪は4代で終わってしまいました。
そして、これも、我が家に来た時から綴っていたヴィーの体調管理日記。
娘が毎回表紙に絵を書いて、毎日綴ってきたものです。
8冊で終わりを告げる事になりました。
骨上げの時に分骨し、尻尾の骨と爪をネックレスにして、子供たちに・・・
お数珠がついているものを私が持つ事にしました。
今回ヴィーはいきなり夕方、発作を起こしました。
何時もの発作と違い、20分以上の長いものでした。
その間抱いているしか出来なった私、でも、嫌な予感がして病院へ即、連れて行く事が出来ませんでした。
ヴィーも行きたくないと訴えているようで・・・
その後一時、発作は治まりましたが、10分後に再発作。
抱きしめ、声をかけ続け家族で見守りつづける中、大きな・大きな声でニャーオと鳴きました。
それがとっても不安で、動物病院へ・・・
先生に預ける際に、もしもの時は自宅で最後をの言葉を残し帰宅。
直後、電話、すぐに迎えに行きました。
身体につけられた機械をとっていただき、まだ心臓が動いている間に自宅に戻り、家族4人・6ワンと共に・・・
身体が冷たくなるまでずっと声をかけ続け、最後は穏やかな顔で旅立ちました。
安心したかのよう・・・
最後は家族みんなで送る事ができました。
でも、最初の発作の時点で即、病院へ行っていたら・・・
その思いが心を引き裂きます。
今まで何度も困難に打ち勝って来たヴィー、今回は何時もと違うと感じてしまった悲しい予感。
今、ヴィーがいない事が受け止められずにいます。
一緒におもちゃで遊ぶ事も自分でご飯を食べる事も出来ない子でした。
でも、この2年数ヶ月、一緒に過ごした大切な子です。
交通事故の脳挫傷で2年も生きただけで凄いとも言われます。
でも、私の中では私が先に逝っても子供たちと一緒にいる姿しか、思い浮かびませんでした。
寝込む事もなく、予兆らしいものもない状態での突然の死・・・
愛し、慈しんできた命が消え、心の中にぽっかり穴が開いたような気がします。
振り向けばヴィーがいるような気がして・・・
私が最後にヴィーにかけた言葉
また、帰っておいで! 待ってるよ。
ねえ、ヴィー、虹の橋でお友達を沢山作って、思いっきり遊んで、走って、色々なものを見て、その後で良いから、帰っておいで・・・
ヴィーからは沢山のものをもらいました。
諦めない心、困難に立ち向かう強い意志。
なのに、私はヴィーに何をしてあげられたのだろう・・・
ブログを見て、コメントを下さった皆様へ
ありがとうございます。
気持ちが落ち着くまでお返事は失礼させていただきます。
お許しくださいませ。

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