土曜日、片道3時間かけてシフォンの眼科検診に行ってきました。
糖尿病悪化に伴う白内障の検査です。
シフォンは糖尿病を発病してから血糖値のコントロールが出来ておらず、老人性白内障と違い徐々に見えなくなったのではなく、急激に白内障が進行し、光を失い、更に高血糖期間が続いていた為、眼球への負担がかなりのものでした。
血糖値のコントロールが出来るようになった今でも、糖尿病が治る事はない為、眼球破裂や眼球溶解の不安と隣り合わせです。
3連休の初日と言う事もあって道路は大渋滞。
おまけに初めての所で道には迷ったり、慣れない車に長時間乗せられてシフォンも疲れ気味。
本当は3月に行った病院の方が遥かに近くにあります。
でも費用がかかりすぎるのと血糖値が安定していなかった為、麻酔がかけられないので、断念せざる終えず、転院したのをきっかけに新しい先生に相談し、距離は遠いけれど、3月に行った病院で診察もされている開業医の眼科専門の先生を紹介してもらい、再度、受診する事になりました。
シフォンには2度目の検査。
ストレスがかかってしまう為、軽い麻酔をして(血糖値が高かった時では決して出来ない事です。)、生化学検査・血球計算(CBC)・超音波断層検査等をしてもらいました。
検査時間2時間半。
結果は両目とも手術可能なコンディション。
費用もやはりかなりかかりますが、見えるようになる可能性が高い、今後の糖尿病の進行に際しての眼球破裂や眼球溶解を避ける事が出来ます。
手術をするか、しないか、片目か両目の選択。
3月からパパさんに何度も何度もお願いして、再度の検査にもクリア出来て、9月11日に手術を受ける事になりました。
1週間の入院、健常犬よりも炎症の納まりが悪い事、遠距離の通院。
沢山の問題はありますが、血糖値が安定してきた今だから、年齢的にも体力がある内にと手術と言う道を選ぶ事にしました。
100%安全だと言う保障はありません。
術後、合併症を起こす可能性も10%。
でも、もう一度シフォンに光を取り戻してあげたい、見えた頃の様に不自由なく動き回わらせてあげたい。
もう物にぶつからなくても良いように、そして、何より、最悪の眼球破裂、摘出と言うことを解除してあげたい。
また、アイコンタクトが出来るようになったら。
怖がらずに行動できるようになったら。
確実に手術が出来るかの判断は手術当日の網膜検査次第ですが、今のところそれもクリア出来そうとの事。
手術までまだ1月半以上、それまで今のコンディションを保って行く事が重要となります。
シフォンには今回の検査以上の負担を強いる事になりますが、未来につながる事と信じて・・・
糖尿病を発症した時にもっとしっかり病気に向き合って、病院任せにしなかったら、シフォンの目は今でも見えていた事でしょう。
私のミス・・・
そのミスが頑張って糖尿病と闘っていたシフォンから光を奪ってしまった事。
悔やんでも悔やみきれません。
だからこそせめて今からでも出来る事をしてあげたい、そんな私の我儘を聞いて、高額の医療費も遠距離の運転もしてくれるパパさんに本当に感謝です。
疲れたね、シフォン。
ゆっくり休んで、これからは明るい未来を考えようね。
後ろは振り向かないで、前を向いて一緒に・・・
あなたとのこれからも続く未来のために・・・

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