2度目の手術は無事に終わりましたが、肝臓の一部が変色していた為、切除し、病理検査に回されることになりました。
その後、一進一退を繰り返し、16日には退院し通院に切り替わりました。
胆汁の流れを良くする手術のお蔭で黄疸は消え、少しずつですが、食事もできるようになってきましたが、趣向が変わってしまったのか、体調が悪い為か、食べるものその都度違っています。
朝、茹でたかぼちゃを食べたかと思えば、昼はNGで蒸したサツマイモを少しだったり、ジャガイモに変わったりと。
お肉もささみを食べていたのがとり胸肉を茹で汁と共にミキサーで撹拌したペーストだったり。
今はとりはNGで牛肉のみ。
茹でた物は固いのか、好まず、蒸し焼きにして、汁はおかゆや野菜に混ぜ、根気よく食べさせる日々です。
レアに焼いた牛肉も食べてくれるようにはなりましたが、疲れると中断してはまた食べての繰り返し。
以前から薬を一切受けつけないレイは投薬に一番時間がかかります。
溶ける薬は何とかシリンジを使って飲ませることができますが、溶けない粉薬はどんなことをしても拒絶です。
ご飯に混ぜれば忽ち食べなくなり、栄養が取れなくなり、好きなものにうまく包んでも匂いで分かるのか拒絶。
頭が良いのか、頑固なのか・・・泣かされっぱなしです。
毎日の通院も昨日で一度終了です。
5日分のお薬をもらったので、週末まではソレイユは自宅でゆっくりできます。
ただし、何事もなければですが・・・
その間、私は木曜日に入院予定のパパさんの入院準備です。
金曜の午後がパパさんの手術の為、自宅にはいられません。
丁度息子と娘がダブルで中間試験時期なので、早めの帰宅とレイのことを頼みました。
重なってほしくない時に色々な事は重なるようで、2週間後には息子は修学旅行で10日間アメリカです。
この間娘と2人で全てをこなし、何とか乗り切らないとなりません。
限界を超えている私の心身を持たせるのは気力のみです。
今月30日はソレイユの7回目の誕生日です。
自宅で迎えられる様に異変は見逃せません。
パパさんは入院中になるので、家族全員でお祝いは出来ませんが何時もの様にエトワールの写真と一緒にツーショットを・・・
今年が最後の写真になるでしょうから・・・
まだまだずっと一緒に、エトワールの分まで、長く生きて幸せにと思い続けてきたのに・・・
昨日抜糸を済ませ、怖くて聞けなかった事を医師に聞きました。
転移の高い癌、恐らく肝臓には確実に転移をしているだろう血液検査の数値。
ソレイユは来年を迎えられるかとの質問に首を振られてしまいました。
それ以上は聞けなかった・・・
時間を宣告されるのがもっと怖くて・・・
恐らくそれほど長い時間は残されていないのでしょう。
だから、今出来る事をしておかないと・・・
いっぱい、いっぱい撫でて、抱いて、今まで日々してきた事をもっと沢山。
現実を受けいれる事は未だに出来ず、ただやらなければいけない事、やれる事を・・・
泣き顔ばかりでレイに向き合っている私。
心配そうに見つめるレイの不安をなくす為に作り笑い・・・
それでも辛くて、泣いてばかり・・・
ごめんね、ソレイユ。
ママは弱虫だね。
でも、あなたが頑張っているのだから、ママも頑張るよ。
これは癌の進行を遅らせる副作用のない薬です。
1日でも長くソレイユといられるようにと願いながら・・・
何時か別れが訪れる事は分かっていても、やっぱりキツイ!
何故今なのか・・・
10月に亡くしたヴィーの事も未だに受け入れなれないのに・・・
パパさんのリスクの高い手術も迫っているのに・・・
1日を1時間を1分を大切にして、奇跡を信じで、諦めないで。
そう自分に言い聞かせる。
暗い内容にばかりなりがちで、それでも目を通してくださる方に感謝です。

0