トレーラブルの航行範囲って間違って覚えてました・・・
日本海へ行くようになって平水区域外を横に広く移動するようになり、航行範囲を再確認した所、何処かのメーカーのサイトで見たと思いますが、可般型は一律に沖3海里・横5海里となっていて、偶々オイラの船は当時その範囲が記載されてて疑う事なく居ました。
その後 沖5海里・横は無制限の沿岸範囲の登録が出来、航行範囲を広げるため登録を変更し可搬型の航行範囲からは解放され…いつしか可搬型は半径3海里?などと更に間違った認識を持ってしまっていました(反省)
今回、可搬型で横方向へ10海里行けるとの情報が有り、調べ直してみると…
上記の通りオイラの勘違いで、正確には 【沿海区域であって、当該船舶が安全に発着できる任意の地点から当該小型船舶の最強速力で2時間以内に往復できる範囲であって、当該範囲における海岸から3海里以内の水域を航行区域とする】 と船毎の最強速力を基準とした2時間で往復出来る距離になり、普通は計算値で求めるようです。
範囲は5海里毎の切り捨てで、例えば計算値で最高速度が9.9ノットなら5海里まで、10ノットになると10海里になり、同様に14.9ノットは10海里、19.9ノットは15海里になるそうです。
オイラの船のエンジンは回転制限が有り、計算値では11ノットなので可搬型だと横10海里の登録になりますが、実際の最高速度と計算値では随分な開きが…
これは安全を考慮した基準値での計算なんで、エンジンやペラのチョイスでかなりな開きが出るためで…
でも、実際に定員数を乗せて船を走らせ、潮流の影響も考えて一定区間を往復して平均速度を計測しての実測での登録も出来るそうで、定員が集まらない場合は一人当たり75kgの砂袋など重りを乗せれば良いとの事。
もうちょい先に良いポイントが有るが…なんて時には有効な登録方法になりますね。
可搬型の文字も、当時調べたサイトでは荷搬となって居ましたがJCIで見ると可搬となってて…個人は勿論、メーカーのサイトでも規則に関する事は無闇に信用せず、公的機関に確認するのが重要な事を痛感。
これまでに間違った情報を伝えてしまい、ご迷惑をお掛けしてしまった事も有るかと思いますが、今後こうした情報はしっかりと確認を取った上で発信して行きますので、どうぞお許し下さい・・・

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