今日もいつもの3人でH浜へ行きました。
10時集合って事でしたが、イタは先に来ていてもう潜ってます。
急いで準備し入ります。
先週までラッシュのみでしたが、今週は日差しが弱くなってきているので3mmのウエットを着る事にしました。結果的には、好判断だったようです。後から来たミトヤはラッシュのみで潜って「寒い」って言ってました。
イタが先に平島ポイントへ入ってしまっていたので、No.2ポイントの沈み瀬に向かいます。水はクリヤーで水温は先週に比べ若干低くなっているようです。アジゴ、ハリタテ、カマスなどいろいろな魚種が見られます。群れも大きいので、それらを追ってフィッシュイーターが入って来ていることを期待します。
沈み瀬に行くと、ココではいつも単独か小さな群れで見るイシダイが10匹くらいの団体?でいらっしゃいました。
水深が浅いせいもあり近づくと岩下の穴に隠れます。穴の口近くの岩に身を潜め出てくるイシダイを狙います。
大きいヤツはなかなか顔を見せてくれません。我慢できなくなり、ソコソコのサイズのイシダイが現れたので銛を放ちました。
銛はイシダイの背中を貫通し、チョッキが十分に効いています。シャフトを引き寄せながら浮上します。水面に出る前に魚を引き寄せ、エラをガッチリ掴み捕獲完了です。
40cm弱の良型でした。
その後、このサイズを越える魚が現れるのをゴリ寄せや撒きサザエをし待ちますが、チャンスがありませんでした。やはり大型は警戒心が強いのか容易く射程距離内には入ってくれません。
場にプレッシャーがかかったので沈み瀬を離れ、平島へイタの様子を見に行きます。
行くとイタは30cm程度のイシダイを一匹捕獲していました。
先週のようにイシダイが群れていません。単独で回遊中の個体しか見かけませんでした。岩の割れ目を覗き込んでもコレといった魚には遭えず、諦めて周辺を偵察に回ります。
しかし、周辺でもイシダイの単独回遊は見かけても、群れで居着いてる場所は見つけられませんでした。平島周辺は魚影が薄いと判断し、再び沈み瀬に戻ります。
さっき撒き餌にしたサザエはなくなっています。イシダイに食べられちゃったんだろうか?自力で逃げたのか?
イシダイは数は減っているがマズマズの群れでいます。再び穴近くの岩に潜み大型が現れるのを待ちます。しかしゴリ寄せに反応するのは40cm前後かそれ以下のサイズ。確実に捕獲できるチャンスはあっても、場のプレッシャーになるんで軽く40cmを上回るサイズが現れるまで辛抱です。
しかし、チャンスは現れませんでした。
ひとまずエキジットし休憩です。
休憩中、イタのロングフィン:ガラ3000LDをミトヤが借りて泳いでみました。
ミトヤのガラ2000HFより柔らかいブレードで潜行・浮上は劣るものの、水面移動はかなり楽な様です。(ミトヤ談)
次はあっしが借りて潜ります。手にはちゃんと銛を持って泳ぎだします。水面移動は今のTUSAのものと同じ感覚でフィンキックしても進んで行きます。2000HFはブレードが硬くバチャバチャと水面を叩き進みにくい印象でしたが、3000LDは意識しなくても楽に泳げます。潜った感覚は2000HFのパワフルさはなく、でも普通のフィンよりは遥かに速い速度で潜行・浮上出来ます。
足首への負担も軽いので、個人的には3000LDのほうが好みですわ。
で、イタのフィンを履いたまま沈み瀬に向かっていると、沈み瀬手前で大型潜水艦じゃなく睡眠中のスズキ君を発見。静かにゴムを引き潜行していった。が射程距離寸前で気付かれダッシュGOGO!。追いつけませんわな、サヨナラー。
沈み瀬に行くといい感じでイシダイが出迎えてくれました。サイズ的には捕獲したのと同じくらいですが、周りに他のイシダイがいないのでチャンスと判断し銛を放つと、首と背中を貫通しキッチリと捕獲出来ました。
いつまでも借りていられないので岸を目指して帰ります。
でも、帰り道、海底をモゾモゾと動く物体が…ヒラメです。45cmくらいかな?
ゆっくりと近づき銛で刺したまでは良かった。ヒラメの下は岩。貫通しきれてなかったのか銛を引き寄せたらサヨナラーでした。あらら。。
ヒラメは押さえに行かなきゃいけないようです。チャンチャン。。
帰るとイタとミトヤが、俺の獲物を見てエンジンが掛かったようで「我先」状態で海に入っていきます。俺も続いて入ります。
平島を見ますが魚影がなく回遊待ちはミトヤに任せ、辺りを偵察しながら沈み瀬に行きます。平島に行く途中、いい魚は発見できませんでした。
平島につくとイタが40cmオーバーを狙ってる最中です。人が捕獲する状況を客観的に見るのは楽しいです。今回は残念ながら穴に逃げられたようですが、狙い定めて潜行していくところは見ていてワクワクします。エキサイティングですわ。
もう今日は最終の入水なので、場を荒らしても問題ないので穴を覗き込みます。
イシガキダイのイイ奴が反転しましたが、目が暗順応するのに時間がかかり見逃してしまいました。その横の穴でも何かが動いたので、暗順応しないままのメクラ状態で銛を放つと手ごたえアリ!でも軽そう。
引き寄せながら浮上すると30cm弱の小型イシダイでした。かわいそうだけど成仏してもらいました。
その後、良型の魚は現れずエキジットとしました。
今日も海の恵みを分け頂き、海の神様・自然の神様にに感謝です。
【突果】
イシダイ39cm2匹、29cm1匹、カサゴ1匹


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