先日(15日)、四日市消費者協会のみなさんと鳥羽の浦村に養殖場視察研修会に行ってきました

カキ(牡蠣)養殖の作業工程を見ながらカキ養殖についての説明を聞き、カキの養殖現場とノリの養殖現場に船を使って向かいました
風があり、波が少しあったんですが、説明を聞きながら養殖現場を間近で見ることができ、とても勉強になりました


カキやノリも養殖マダイと同じように、波のあまりたたない穏やかなところで養殖されています

また地域によって養殖の様式が異なり、それぞれの環境にあった恵まれた自然のなかで養殖されているということを改めて知ることができました

例えば、浦村の漁場は、風波が静かな内湾で、海水と真水がちょうど交差し、交じり合う、カキにとってとても恵まれた環境なんです

筏式垂下法という養殖の様式が取り入れられていますが、延縄式などそれぞれ漁場にあった様式が各地で用いられているそうです

また紫外線殺菌海水による浄化をいち早く取り入れ、安心して食べることのできるカキづくりに取り組んでいます
カキ、ノリ漁場見学後、陸に戻り、意見交換を交えカキ試食(カキを使った昼食)をしました

浦村のカキは身が大きく、ぷりぷりで張りがあり、噛んでいるとカキの旨味と甘味が口の中に広がります


カキフライにカキご飯、カキのお味噌汁、それに焼きガキ

食べきれないほどのカキづくしで、今までにないぐらい贅沢にカキをおなかいっぱいいただき、栄養満点、笑顔であふれていました
カキの養殖についての説明を聞いたり〔聞く〕、現場を見学したり〔見る〕、試食したり〔食べる〕することで、三重県のカキは、おいしく安心して食べられるということを実感することができました

ノロウイルスが世間を騒がせていますが、体調が悪い人やお年寄り、子供など抵抗力の弱い人が食中毒を避けるためには加熱調理して食べれば問題ありません

カキにはビタミン、タウリン、ミネラルなど栄養豊富で今が旬です

「海のミルク」と呼ばれ栄養たっぷり

地元でとれた旬のものを地元で食べることがやっぱり1番ですね

その後、海の博物館で伊勢保健所の方や博物館の平賀さんから、カキの安全安心の取組み、三重の海のお話を、漁連からは養殖魚の安全安心対策等のお話を聞き、館内を見学しました
帰りには、鳥羽磯部漁協でお買い物も楽しみました

勉強にもなり

楽しめ

おなかいっぱい

ボリュウムまんてんの1日でした


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