
9/1土曜日、7-8月のプール開放が終わり水を抜いて掃除をする前にカヌーで漕いでもいいという所があり使わせてもらうことになった。せっかくなので普段やろうと思ってなかなかできてないレスキューの練習をする事にする。
レスキューといってもまず身近に持ってるロープやカウテール、クイックリリースを使ってみるというもの。こういう装備は持ってるが実際使った事がない人は案外多い。
ではプールでのレスキュー練習会の様子を・・・

(要救助者にロープを投げてみる)
まず最初は着衣水泳から。当然くつもはいて。ただこれは元々がカヌーに乗る装備なのでウェアも化繊が多いのでまだ泳げる。Gパンや綿シャツだとこうはいかないね。
次に浮いている人に向かってロープを投げてみる。慣れないと上に上がってしまい全然届かない。あとロープの長さも、長すぎるとうまく投げれないし短いと届かない。しかも一度濡れると更にやりにくくなる。ちょっとのことだけど実際にやることでわかることは多いです。

(後ろから引いて負荷がかかった状態でクイックリリースをはずす)
続いてクイックリリース。カウテールなどで艇を引っ張った時、艇が引っかかったりすると素早く外せないとかえって危険だ。そこで漕いでる時に後ろから引っ張ってクイックリリースをはずす。これが案外難しい。
実際にはずせなかったりあわてて横向いて沈したり。クイックリリースは目で見てはずしてたら間に合わないので見ないでも外せるようにしないといけない。こういう練習も実際にやってみると何が危ないかよくわかる。

(次々と沈して引き寄せられる人達!)
今回はプーリーとかな使わないであくまで人力のみで。そのあとしばらく各自で練習タイムを取ってから今度はパドルフロートに移る。
本当はシーカヤックかファルトを使いたかったのだが今回はリバーカヤックで代用して再乗艇の練習。またこれがしんどいんですよ・・

(ひたすら艇の上に這い上がれ!)
再乗艇はまず2人組みになっての状態をやってみる。この時にわざと体重をかけて上るのとできるだけ楽に登るのを救助する側、される側の両方を体験してもらう。それによってこうなると助けれないというのを知ってもらい今度はパドルフロートで1人再乗艇をする。
元々シーカヤックに比べ小さいリバーカヤックはかなり上がりにくい。でもなんとか全員上がれました。まあ実際はもっと荒れた水面でやるのを忘れないでくださいね。

(隠れて子供用小プールでくつろぐ2人、温泉と違いますよ!)
ざっと流しただけではあるが初体験に人も多くやってよかったです。これはいつも感じる事なんですが、自分は初心者なので人を助ける事はないのでレスキューはいいですという人がいる。そうではなくて助ける練習をした人は何が悪いかがわかるので助けられやすいんです。自分が助かりたい人こそ助ける練習をしておいてください。特に陸の上からロープを投げるのにはカヌーのうまい下手は関係ありません。
また機会があればやりたいですね。みなさんお疲れ様でした。
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