4月30日に今年3回目のCT検査、その結果がでたんですがなんとキートルーダの効果がなく各部増大、更に肝臓に転移・・・・
これで頸部、肺、肝臓、左じん臓に癌の腫瘍ありとなる。
ドクターからはもう余命半年ぐらいですねとの事。
これでもうできる標準医療として出来る治療はなく、あとは緩和ケアでそう痛みを抑えて死を迎えるかとなる。
この日の話も、私の死後の同居家族はどうするか考えて置いてください、意識がなく死を迎えそうな時に延命措置をするかとかそういう話。
ついにここまできたという思いです。

(駐車場に並ぶ車がいっぱい)
実際、そう言われてもやはりとしか思えない体調の不良、続く日々の痛み、その痛みによる睡眠不足。
食欲不振で食べるのが辛い。食べれる日もあるが、身体が受け付けずえずきながら食べ物を身体に押し込む。
ゼリーだけという日も多い、
体重も57kg、中学の時の体重になった。
あと吐き気、むかつき、これで普通と思えるわけがない。

痛みどめも医療用麻薬になった。
確かにこれで少しはなしになった。
前の断続的にくる立つ事もできない痛みが減っている。
これはありがたい。
さて今後だが、昨年からずっと相談で通っていたクリニックで自由診療の遺伝子治療をやってみる。
1クール200万、やはり自由診療はけたが違う。
もちろん保険は効かない。

あと医療用麻薬で痛みが抑えられてるうちに漕ぎたい。
いま中途のは大きく3つ。
一番は家から長野県までを繋ぐための天竜川で残り27km。
次が室戸岬から日和佐までの約60km、ただこれは家からの距離や体調を考えるとかなりきつい。
そして琵琶湖の湖東、長浜から愛知川までの26km。
今まではコロナの自粛で漕いでなかったがさすがにもう時間がなくなってきた。
このままではちょっと死にきれない。
ただここでコロナを広げてはいけないというのはわかる。
行くとしたらソロで日帰り、どこにもよらずか?
地元でお金を落とせないのは不本意だが、家から持っていく事になるか。
水上だけで一人ならほぼ伝染る可能性はない。
ただ琵琶湖ならともかく天竜川、ましてや四国南東部は休憩しないといける距離ではない。
あと大事な事は車での事故、カヤックでの事故は厳禁という事。
特に元はカヌーの業者で指導もしていた自分が水上で死んではいけない。
漕げないなら行かないのは守ろう。
12月で60歳、なんとか60歳の誕生日は迎えたいもんだ。

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