
さてたった一つの瀬のダウンリバー、あっという間に終わったのだがあとから見ると色々とやってる。
ただ記憶はあまりなく、勝手に身体が反応してくれてる。
写真に沿って説明します。
まずは1枚目の写真は無難にスタート。

ところが2枚目では左手をパドルから離している。
これは左手側の岩に乗り上げて、前が止まった事で後ろ向きになってるのをなんとか立て直そうと必死。

3枚目では、2枚目の直後に右ブレードでリバースを入れ一旦立て直しにいってる。グルっと1シュウ回ったので右手のブレードが下流側に来ている。
これでなんとか立て直しに成功、後は普通に下流向いて下るだけ。

ここは無難に落ちてるだけ、一番平和な箇所です。
ただ落ちて右側が壁、左側がこの先の瀬への入り口なので右を狙いすぎて失敗!

ここでは右の壁に当たって跳ね返され左側へ。
左へ落ちると危険なので慌わてて飛び降りエスケープ。
まあなんとか無事に終わりました。
たった一つの瀬でも進行癌でフラフラしてる私が行けたのは大きいんです。

ただこの後は酷かった。
壁面が濡れてツルツルするし上がれない。
意を決して力を振り絞りNMさんにも引っ張ってもらいながらなんとか這い上がる。
その後は力尽きて車の中でグッタリ。
NMさんはもっとも私の体調の事を理解してくれていて止めるだけでなくこうやって肩も押してくれるのでもう感謝しかない。
たった一つの瀬、されど一つの瀬、満足です。

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