東京オリンピック(1964)、映画「ALLWAYS」(薬師丸ひろ子出演)のあの頃は、日本中が盛り上がり、期待していた。ちょうど、高度成長を迎える頃、まだまだ、日本中が貧乏であり、ちょうどその頃、私は、小学校に入学する頃だったけど、周りの大人達が騒いでいるのを、ボンヤリおぼえている。
現在、NHKの「いだてん」が、そのストーリーをお知えてくれている?そのマラソンの開催場所を、東京〜札幌に移転、と、もめているニュースが報道されているが、前回1964年は、10月に開催され(だから暑くない)、それを機に、体育の日という休日が生まれ、体育は授業で強制的な意味を持つ。
そして、日本のスポーツは、前者をルーツとする、富国強兵を目的に、国民体育として、スポーツが認識されるようになったことが起源であるからである。
そもそも、日本の土壌として、スポーツを娯楽として捉える感覚が、日本には無いのである?だから環境にも乏しい。
近代スポーツが発生したのは、19世紀のイギリスといわれ、欧米のスポーツは、日常生活と深く結びついていた。ヨーロッパで始まったサッカーも同様で、若者によるボールの奪い合いが、村対村による試合という形で行われていた。
スキーは、北欧やシベリアなど、寒い国々の必需品であり、かんじきがルーツであり、サーフィンは、ポリネシアのカヌーが始まりである。
スポーツは、その多くが、教わるものとしてではなく、楽しむものとして始まっている。だから、スポーツ先進国の欧米では、生活を豊かにするものとして認識されている。サーファーは、スポーツが娯楽であることを知っていた。以前から(1960)、人生を楽しもう、生活を豊かにしよう、と。
暑いから、マラソン移転、馬鹿みたいに税金を使っておいて、今になって「え、今更?!」と思うのは、何も、私だけではあるまい。あなたはどう思う?
P.S.
本日は、奥様、めぐみの誕生日、おめでとう。

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