2007/9/2
《門徒もの知らず》
この言葉は誰でも知っているのに、その真意を知る人が少ない言葉でもあります。今日の月参りでは、その活用形?としての、
《門徒もの要(い)らず》という新しい教義を会得してきました。
何でも、そのご婦人は「真宗ではお盆のお膳とか、キュウリやナスは要りませんから楽ですなぁ・・・」という前置きの後に、この言葉を発せられたのでありました!
オモシロイやん!さすが大阪。
実は他にも活用形がありまして・・・
《門徒、水いらず》・・・お互いに仲がいいのはいいことだが。
《門徒、見ず知らず》・・・反対に冷たいなあ。
以前はこの言葉(門徒もの知らず)を聞くたびに、「その意味はな、“門徒、物忌み知らず”の略語で、真宗門徒は日の良し悪しや縁起担ぎをせえへんことを言うんでっせ。。。」とトクトクと説明していたのですが、
帰り際に・・・
「若院さん、ようわかりました。ホンマにワテら“門徒もの知らず”やから恥ずかしいですわぁ」と言われてから開き直ってしまいました。う〜〜む、「正信偈」の難中之難無過斯とは、このことだったんですね、親鸞さまァ。

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投稿者: 若院★きむらせいゆう
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