2014/6/11
来る6月13日の金曜・午後3〜6時にて、関西ローカルですが毎日放送の情報番組『ちちんぷいぷい』に、少し真光寺にまつわる話が放送予定です。

この話について讀賣新聞(5月15日付)等にも取り上げられたことがあるのですが、う〜ん、ちょっと新聞では取材不足といいますか、事の経緯について誤解を与え得る可能性があります。・・・それ以前に、住職に話が届いていなかったんですよね・・・。こんなの載りましたよ、って事後報告。・・・どないなっとんねん!
今回の放送は、急に昨日になってからプロデューサーが、「明日ちょっと撮影に行く」ということだったので、当方もテレビ取材(住職は出ませんよ。寺の風景が映るだけ)とならば、新聞よりも社会への影響力が強いでしょうから、事の経緯を昔の新聞記事を渡しつつ、事実をしっかりと伝えて欲しい、と念を押しておきました。
おかしな放送をしたら、承知しないぞっ。
なんたって毎日放送の関係者、本多隆朗氏が本願寺派の宗会議員・総務として活躍されているのですから、氏に恥をかかせないように、とも念を押しておきました。
内容は、当時の宗門が旗印を掲げた「門信徒会運動」の一環としての活動として、困った人々のお手伝いをし、私たちが出来ることをやっていこう、と近隣の駅に「たすけあい傘」と称して不要となった傘の無償貸出を始めた、という話です。
始めたのは組織か、個人かというナニで・・・・・・これ以上詳細な話は出来ませんが、時間のある方は4チャンネルをご覧ください。
テレビ取材は細心の気遣いをせねばなりませんよ。あくまで冷静沈着に。
最近でもNHKの笑福亭鶴瓶の『家族に乾杯』にて、あれはたしか広島でしたか、鶴瓶が寺院を訪れて、寺の者があろうことかプライバシー満載の「過去帳」をカメラの前に出したという大失態がありますからね。
番組制作の意図・放送内容も詳細に事前チェックするべきでしょう。
宗門でもいかがでしょう、マスコミが各寺院に来た時の対応マニュアルを作っておいた方がよいと思いますよ。単立寺院は何しても勝手ですが、浄土真宗本願寺派寺院とならば個別の対応に委ねることが社会的に難しいこととなりましたからね。
マスコミに出なくとも、僧侶は常に個人ではなく、浄土真宗本願寺派に属する者として「宗門を代表して地域社会と接しているのだ」、との自覚と責任、そして教団への忠誠心を持たねばならないと思います。
見る側としては袈裟に縫われた「下り藤」の宗紋が非常に気になるところですから。

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