やさしさにいつでも逢える

　　可愛らしい風船かずら　その中にはもっと可愛い
　　ハートの模様の　種がある事をご存知でしたか？

　　

　　　　　　　URL　　http://pm-pipi.com/

　　小さな命は　多くの人の慈しみの中で
　　静かに送られていきました

　　1歳と4ヶ月　生まれた時から1歳までは生きられないと
　　宣告をされても　その小さな命は
　　懸命に生きようと　頑張りました

　　まだ若いご両親は　
　　「いっぱいこの子に教えられた事があります
　　　親として未熟な私たちを　育ててくれたとも思います
　　　パパとママの子供として　生まれてくれてありがとう
　　　幸せな時間をありがとう　短い時間だったけれど　　
　　　楽しかったよ　・・・　ずっと忘れないよ」　と
　　最後まで　悲しみを堪えながら仰いました

　　朝早くに参りましたら　
　　おじいちゃんが小さな棺の前で　
　　座り込み　ずっと頬を撫でながら
　　「このほっぺを触ってみて下さい
　　まだ柔らかいんですよ　・・・　
　　眠っているようでしょう？　初孫でねぇ　
　　可愛くて可愛くて　仕方なかったんですよ　・・・　」と
　　おばあちゃんは絶対元気になると
　　信じて毎日折り続けた　千羽鶴を足元に手向けられ
　　「間もなくお兄ちゃんになるはずだったのに　・・・　」と

　　パパとママの結婚の　お披露目の時にあつらえた
　　カッコイイタキシードに身を包み
　　本当に眠っている　天使のようなお顔の傍らで
　　ママは哺乳瓶にミルクを作り　熱いからと
　　冷まして　そっと側に納められました

　　みんなからたくさん愛情を注がれた　小さな命は
　　かけがえの無い　大切な宝物を遺して
　　「また逢えるよ！」　と　
　　にっこり微笑んで　逝かれたように思えてなりません　

　　パパやママ　おじいちゃんとおばあちゃん
　　みんなの傍で　ずっと見守っていてね　・・・
　　ありがとう　・・　さようなら　・・　安らかに　・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌