2011/5/12  9:48

父の歌2  短歌

〈新たな薬に馴染むまでの父〉

〈いつも優しい主治医の先生が、思い切って薬の内容を変えてくださった。「辛い、苦しい」は、身体が馴染むまでの過渡期なのだろうか〉

「人殺し」「オレの最期を見届けろ!」苦し紛れに暴言を吐く
 介護して父の寝室出る度に 背後で次の用事を頼む
 父が寝て はじめて家族も休息す 24時間 いつであっても
 パニクッた父の手 しっかり握りしめ 辻褄合わぬ話に聞き入る 

〈49歳の私は、母のお腹にいる頃から50年間に亘って、父にお世話になってきた〉
 目の前で悪態を吐く病人は 50年来の私の恩人

 常ぞつね 己の足りなさ反省し 次の自分に一歩上らん 



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